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ジェラーチェ(レッジョ・ディ・カラブリア県)の大聖堂 - レジョカラブリアのクチコミ

コトルさん 写真

コトルさん
男性 / レジョカラブリアのクチコミ : 38件
旅行時期 : 2018/06(約8年前)

2018年6月にジェラーチェ(レッジョ・ディ・カラブリア県)に行きました♪

ジェラーチェはイタリア美しき村に選ばれてレッジョ・ディ・カラブリア県に入る。
標高は500メートル。
ジェラーチェの村全体が旧市街で北側の外れに古城。
古城からVia IV Novembre-Via Duomoに続く通りは古城と旧市街の中心広場を結ぶもの。
進むと右手に大きな建築物がみえてくる。
それがジェラーチェ大聖堂。
Concattedrale di Santa Maria Assunta。
最初は1045年に造られたが、
1783年の大地震で崩壊してその後再建されている。
建築様式はノリマンニ様式−ロマネスク様式−ビザンチン様式の流れ。
各時代ごとの建築様式が見られる混合タイプ。
また、カンパニーレあるが、大地震前はもっと高く70メートルあったといわれている。
現在は上部が失われて低くなっている。
この大聖堂の入出口は側壁から。
天井は高く、木造。
天井を支える2列の柱がならび、
多くは畝のある柱が目につき、
それが大地震前に残った遺構物。
また、床には遺構物が並べられ、
大地震前の大聖堂は美しいものであったことを想像できる。
そして再び、Via Duomoに出て広場へ歩くと、
美しい城門がみえてくる。
それがArco dei Vescoviで17世紀。
抜けると旧市街の中心広場「Piazza Tribuna」に出る。
城門「Arco dei Vescovi」の左側がジェラーチェ大聖堂の後ろ姿。
その後壁に小さなファサードがあるが、
それはクリプタの入り口。
クリプタは大聖堂の地下にあるもので、
La cripta e il tesoro della chiesaで1261年に造られている。
現在は博物館となっている。
入場すると1000年も続く司教のコレクションが並べられ、きらびやか。
クリプタに並べられている柱は全て大理石で古代ローマ帝国に近くにあった古都(トリブナ)から移築したといわれている。
奥に創始者である司教の棺が置かれている部屋は全て大理石におおわれた美しい空間。
その高度な造りとデザインは素晴らしい。

カラブリア州では重要な教会として位置付けられているため、
参拝客が絶えません。
大聖堂の入場は無料。
地下のクリプタは3ユーロの入場料。
撮影はOK。

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