アドラーノ（Adrano）の基本情報 - カターニアのクチコミ

2019年7月にアドラーノに行きました♪

アドラーノは標高600メートルのエトナ山の麓でカターニア県に入ります。
ビアンカヴィッラと同様に周囲は溶岩流に囲まれています。
また、町の傍に中世時代に噴火が起きた火口があります。
この火口が有名で16世紀にカターニアへ溶岩流が押し寄せたもの。
当時は同時多発した側噴火で数多の火口のうち最西端にあたります。
今の山頂からではなく側噴火によって起きたものでいわゆる割れ目噴火。
そんなすさまじい噴火の歴史とともに歩んだアドラーノは大変美しい。
今も旧市街の保存状態は良好で、この旧市街が丘の上にあり、
溶岩流から守っています。
アドラーノの主な見所は旧市街の南端にある広場「Piazza Umberto」で、
ノルマン王朝時代に作られた古城「Castello Normanno」と新旧大聖堂の競演「Chiesa Madre Madonna Assunta」が二大。
広場の北側に旧市街が広がりますが、
お勧めな通りは「Via San Pietro」。
中世時代の面影が広がります。

観光時間は1時間あれば十分です。
カターニアから車で40分ほど。
カターニアとアドラーノを結ぶ国道「SS284」で快適に走ることが出来ます。
また、この国道をさらに北へ走るとピスタチオで有名なブロンテへ行けます。
旧市街の南端にある公園「Giardino della Vittoria」周囲の通りに車を停められます。
広場の「Piazza Umberto」では駐車できません。
「Piazza Umberto」周囲にカフェが数軒あり、トイレ利用可能です。