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フランスの世界3大奇跡の街ルールド(2006年10月7日) - ルルドのクチコミ

さすらいおじさんさん 写真

さすらいおじさんさん
男性 / ルルドのクチコミ : 1件
旅行時期 : 2006/10(約18年前)

フランスの世界3大奇跡の街ルールド(2006年10月7日)
フランスのル?ルド は、フランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のふもと、フランスの南西部の人口2万人弱の街。「ル?ルドの泉」で知られ、カトリック教会の世界3大奇跡のひとつと言われる街で年間170以上の国から数百万人が訪れるカトリック最大の巡礼地の一つになっている。なお、世界3大奇跡はメキシコのグアダルーペ(1531年12月9日聖母マリア出現)、ポルトガルのファティマ(1917年5月13日聖母マリア出現)、とフランスのルールド(1858年2月11日聖母マリア出現)とのこと。
1858年2月11日、14歳の貧しい粉屋の娘マリー・ベルナデットは薪拾いに行ったポー川のほとりのマッサビエル洞窟にあらわれた聖母マリアと対面する。ベルナデットはその後17回も同じ洞窟で聖母マリアに逢っているそうだ。聖母マリアは2月25日の対面でベルナデットに「泉の水を飲み、その水で顔を洗えば奇跡が起きる」と告げた。ベルナデットの奇跡を聞いた人達はマッサビエル洞窟に連日大勢集まり、ベルナデットが聖母マリアと対面する真剣な姿を見て信用しなかった人も奇跡を信じるようになる。3月1日、右手の指が動かないカトリーヌ・ラタピ・シュアという39歳の女性が泉に手を入れると瞬時に指が動くようになった。これがルールドの医務局の奇跡発生名簿に第1号として記録されているそうだ。3月3日には54歳の石工の男性、ルイ・プリエットの右目が黒内章でほとんど失明状態だったのが泉の水で洗うと瞬時に見えるようになり、医師の確認のもとに奇跡第2号として登録されているとのこと。
それ以後、たくさんの病人が「聖なる水」を求めてルールドに訪れるようになった。「聖なる水」を飲んだり「聖水浴」をすると病気が治ったという奇跡は以後何度も起こっているそうで、病気を持っている人達の参拝は絶えない。聖域の中には病の治癒を願う信者のための「聖母病院」もある。この日も大勢の人達が「聖なる水」を汲み、洞窟を参拝し、「聖水浴」を受けていた。多くの重病人の奇跡的治癒が実際に起きているという現象はカトリック信者と医者、科学者との間やローマカトリック教会とフランス政府との間で、論争を起こしてたそうだ。論争の中で科学者がこの泉の水を調査・分析したが、特別な成分は含まれず普通の湧き水だとの報告をしている。奇跡をなかなか理解できない凡人の私の感想だが、「病は気から」の諺のように神を信じ、病が必ず治ると信じる前向きな強い気持ちが病気を追い払っているのではないだろうかと思った。
旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10113339/
(写真は聖母マリアが出現した奇跡の洞窟に参拝する人達)

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