歴史旧跡、おもしろいところ - アゼルバイジャンのクチコミ

旅行、海外滞在での犯罪被害は、途上国はもちろんたとえ先進国でもあります。安全は個々で守るのが基本です。わたしはこれまで東南アジア、東欧、旧ソ連などしか長期滞在経験はありませんが、バクーは治安はかなりいいです。バクーの在留邦人は約３０名ほど。過去に欧米、東欧、旧ソ連諸国、東南アジア、南米などなど多くの国に滞在経験のある人ばかりですが、そのほぼ１００％がバクーは安全だと言っています。そして旧ソ連諸国の中では最も外国人にとって住みやすく、英語も中心部では若い人を中心にかなり通じます。ｂｐというイングランドの大手オイル企業、フランスの大手オイル企業などオイル関係の先進国大企業から何千人もの欧米人も住んでいますので、中心部の店などでは英語が出来る人は必ずいます。分別ある行動範囲と行動時間を守っていれば、危険は回避できるはずです。イスラムの国ですので、女性が一人で夜十時過ぎに出歩いていたら目立つのは世界の常識です。　因みにトルコから見たら、ほぼ同じ言語、文化圏、そして途上国としてみているでしょうから、わざわざ旅行にお隣に行くわけがありません。　　海外に滞在していて残念なのは、日本で平和ボケし、日本の常識が世界の常識だと思い込んで海外にも持ち込んでいる日本人ツーリストに出くわすことが多すぎることです。旅行のように、現地の言語ができないで行く場合には、様々な面での周到な準備をしていく必要があるはずです。それを前提にすれば、アゼルバイジャンも多くの観光名所があり、楽しめるのではないかと思います。　バクー中心にはイスラム情緒たっぷりの城跡（シルバン・シャーン）、世界遺産の「乙女の塔」、バクー郊外（車で１時間ほど）には泥火山、ピンク色の死海のようなピンク・レイク、壁画がふんだんに残っている遺跡（ゴブスタン）、地方へ行けば、シェキなど歴史的な名所がたくさんあり、魅力的なところです。　ただし、渡航危険勧告区域もありますので、要注意。アルメニアと戦争中だということを忘れないでください。