富春大飯店は経済的な癒しの宿 - 台中のクチコミ
- チャンマンさん
- 男性 / 台中のクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2006/01(約20年前)
今回宿泊した「富春大飯店」は、台中駅前で、至極交通の便が好いところに立地し、ここを起点に観光のプランが立てられます。建物自体は、だいぶ疲れてきていますが、値段・立地条件とサービスを考えれば、充分合格点を付けられます。ツインのバストイレ付きで1泊1,280元(約4,730円)を3連泊することで、1泊1,000元(3,700円)にディスカウントしてもらいました。2人でシェアしたので、一人(1,850円)でした。
大飯店の1階には、食事が出来る店とコンビニがあります、テナントなのでホテル内からは直接行けませんが、買い物には非常に便利でした。部屋には、ダブルのベットが2組、ソファーが2組、広いバストトイレ(2坪分)、空の冷蔵庫、ケーブルテレビ(日本の衛星放送が視聴可能)、空調設備、冬だったので、掛布団もありました。バスタブ付きで、お湯はふんだんに使えました。石鹼・歯ブラシ・ひげ剃り・櫛は用意されていました。ミネラルウォーターが毎日1本付くうえに、部屋には、ポットと天仁銘茶のティーパックが用意され、飲めるようになっていました。バスタオル・フェイスタオルは2枚ずつ用意してありますが、使い古しのゴアゴアなので、気になる人はマイタオルを持参することを望みます。シャンプー等は下のコンビニですぐ買えます。何と言っても、部屋が広いのが一番、今時のビジネスホテルとは大違いで、ゆったりと太極拳が出来るほど床面積に余裕があります。
天井の灯が若干暗いのですけれど、すぐ慣れました。窓からは、日本の統治時代に造られた文化財的な「台中火車駅」が見えました。交通量が多いのですが、サッシの内側にある二重の戸を閉めると防音になって、寝るときもあまり気になりませんでした。ちなみに、地下1階には、この大飯店のレストランがあるようで、朝食に小粥を朝5時から提供していると、書いてありましたが、毎回市場に出かけて朝食を取ったので、1度も利用しませんでした。
フロントの横には、大正生まれの大女将がどっしりと構え、日本人にも気安く声をかけてくれます。地元の人でなければ知らないような、駅前の食べ物屋等の情報を提供してくれました。実際そこに行ってみると、日本人に親切ないい店でした。
この大飯店のサービスなのか、大女将の配慮なのか?毎日、新鮮な台湾フルーツをひとりに一皿ずつ提供してくれました。本当に、大女将は日本語の会話が出来るのが楽しみな様子でした。
残念というか、当たり前なのか、このホテルは「観光客用のホテル」ではないので、外貨の両替などはできません。
どこか、観光に行きたいときには、懇意のタクシー運転手に通訳してくれます。駅前には、沢山のタクシーが並んでいますが、観光客と見るとボルので、このサービスはとても有難いです。
お世辞にも、綺麗な大飯店(ホテル)とは言えませんが、フリーの台湾旅行でホテル経費を節約しようと考えるなら、本当にお勧めです。私たちと同じ日に、日本人女性のひとり旅の方が宿泊していました。
駅前には、もっと安そうな「旅社」や「賓館」もありますが、バックパッカーでない限り、遠慮した方がいいかなと思いました。
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