粉雪が舞うソウルで、蚕のさなぎを食す - ソウルのクチコミ
- タックさん
- 男性 / ソウルのクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2002/02(約25年前)
ソウルの友人達が、酒席を設けてくれた。 活作りの魚がおいしい店だった。 黒塗りの板張り床に全員がすわると、まず、大きなザルの器に何百もの黒豆が盛られて出てきた。 韓国の習慣では、主賓がまず手をつけるらしい。
暗い店内で、その黒豆は、しきりに黒豆ではありませんと主張しているようであった。
これはなに? という私の質問に、あいまいに答える友人たち。
もうひとりの主賓、オーストラリア人の男は、すでに異様な黒豆を前に固まっていた。そもそも、活き作り料亭そのものに固まってしまっていた。
しかたなく、私ははしをのばし、2つ、5つと豆をつまみ始めたが、あきらかに、豆のあじではなかったが、全員が注視しているので、いかにも、うまそうに、20-30 個を、口に運んだ。
内心、なんなんだこれはという苦味の効いた味だったがここで折れては座がしらける? と食べ続けた。
さて、主賓がハシをつけたので、ほかの人たちもハシをつけ談笑に移った。
いたずらっぽく笑いながらの、かれらの説明では、これは蚕のさなぎ(料理としてはその炒めもの?) で、かれらの子供のころのおやつだと、なつかしそうに食べていた。 活き作りの大皿が次々に運び込まれ、座はおおいに盛り上がった - ひとりを除いて。
外は粉雪が舞う晩だった。 その夜は、冬のソナタの放送日だったのか、店に女性客の姿は、なかった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

