広東焼味餐廳 - 香港のクチコミ
- スプートニク1975さん
- 男性 / 香港のクチコミ : 1件
- 旅行時期 : 2005/08(約21年前)
広東料理は多種多様ですが私が広東料理の中で一番旨いと思うのが叉焼飯。
叉焼飯は例えるなら日本のカツカレーや牛丼、ラーメンのような大衆食。かつて電波少年のヒッチハイク海外旅行パンヤオに参加したチューヤンが、長旅を終えてゴール地点でむさぼるように食べていたのが叉焼飯だったのが印象深い。それほどこの料理は香港人に愛され、生活に溶け込んでいるのでしょう。
チャーシュー飯は主に焼味店や焼味レストランで食べられます。焼味とは肉類のロースト全般を指し、焼味を売っている肉屋のような店の奥に小さなテーブルがあり、テイクアウトもイートインも出来るというシステムです。しかし、これは結構ディープで、観光客にはなかなか入りづらいものです。
焼味専門レストランや茶餐廳(香港式喫茶店)やチェーン店はまだ焼味店よりは入りやすいです。少し勇気を出して入ってみましょう。チャーシューといっても日本のラーメンに乗っている貧弱でペラペラな煮豚とは全く違います。本場のチャーシューは直火でローストしているのです。肉をむさぼり喰う、そんな感覚でご飯がぐいぐい喉を通っていきますね。私は香港へ行くたびにかならずチャーシュー飯は何店か食べ歩いています。
メニューのお勧めは隻片飯=シェンビェンハン(肉W乗せご飯)。これはどこのチャーシュー飯屋(焼味店)でもあるメニュー。例えるなら松屋のカレー牛のようなもの。肉を2種類選んで乗せてもらうもので、チャーシュー+チキン、チャーシュー+焼肉と2種類選べます。あとはご飯の量の大小(お椀か皿盛りか)を決めて注文するだけ。
この広東焼味餐廳はチムサチョイの漢口道(HMVや竹園の側)にありハイアットやホリディインからも至近で観光客も行きやすい場所にありながらなかなか旨いチャーシュー飯を食べさせてくれます。チャーシューだけのテイクアウトも出来るので、是非買って試してみるのもいいかと思います。小ライスの隻片飯で25HKドルです。
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