絶品の「羊肉串」とは？ - 長春のクチコミ

長春。ここは旧満州帝国の首都があったところ。町並みや資料館などを見てまわり、日本統治の時代を振り返るのもよいでしょうが、私がお勧めするのは、1串1角（日本円で1円30銭）の「羊肉串」。ここ長春では、特別に頼まなければ、羊の肉ではなく実際には牛肉が使われます。1元の10分の一の貨幣である「角」は話し言葉では「毛mao」と言いますので、地元の人に「1毛串」はどこか？訪ねて出かけましょう。ちょっと食べるだけなら立ち食いで。ゆっくりいろいろなメニューを頼むなら、テーブルを出してくれたり、折りたたみイスにすわって・・・ビールを飲みながら最高です。基本はお店で焼いてくれるのですが、自分で焼きなおしながら味を調えられる炭焼き台が各テーブルにある店もあります。なす・とうもろこし・きのこ・巨大なピーマン・蛾のサナギ・・・など串焼きメニューは多い店では50種類に上ります。また「土豆醤」(新鮮な葱や香菜を和えたポテトサラダ)の美味しさには驚くでしょう。1角のために飛行機に乗る「究極のグルメツアー」です。