閉じ込めセールス - 北京のクチコミ

知っている人も多いようですが、閉じ込めセールスを体験しました。
ガイドさんが、｢車を呼ぶのに20分かかるから、ここでただのお茶飲んで待っていて。絶対にここから出ちゃだめ。20分」と何度も何度も言うのでちょっとおかしいなと思いました。故宮観光を終わったあと、愛新覚羅さん（溥任さん）の書を見られるよと連れて行かれた先。いろいろな説明を受け、一文字1万円、3〜4文字3万円の実演販売。

姑が｢早く車来ないかしら〜」と今にも買いそうな押され方。
ふと、扉を開けて外を見ると、ガイドさんが座って待っている、｢王さ〜ん」と言った瞬間、2,3名のスタッフがあわてて出てきて、無言でばたんとドアを閉め、再び閉じ込められてしまった。

むっとした私の主人は、断固として「買いません」と言って、ドアを開け皆で出て行きました。スタッフの人たちは「しまった」という顔をしていた感じ。北京の旅行会社の日本人スタッフも愛新覚羅さん見たさに一度参加したそうですが、やっぱり閉じ込められるのはあまり気分良いものじゃないとのこと。せっかくの愛新覚羅さんの書も偽者にさえ見えてしまう…

とはいえ、セールスの無理強いがあったわけでもなく、ドアを明けようとしたときに無理に閉められたわけではないので、ご安心を。書はなかなかのものでしたので鑑賞できてよかったです。