新北緯飯店

　2006年7月10日から、13日までの3泊4日のツアーで北京に行き、新北緯飯店を利用しました。
　ホテルの場所は、天安門や、王府井などの中心地からは少し離れた下町の中にあり、ホテル周辺は下町庶民が利用する色々な店舗が立ち並んでいます。
　ホテルの印象を一言で言うなら、前出の方々のおっしゃるとおり、決して綺麗とは言えないまでも、観光などの拠点として利用するには十分だと思います。
　フロントや、売店の従業員の一部に日本語が通じる人がいますし、1階のフロントでは、日本円から元への両替ができます。（両替は夜遅くても、従業員がいれば可能でした）
　ホテルの部屋には、テレビ、ドレッサー、小型の冷蔵庫、椅子、テーブル、ナイトテーブルが置かれていますが、いずれも少し痛んで古めかしい感じがしました。
　テーブル上には、電気の湯沸しポットと湯呑みが置かれてあり、冷蔵庫の中にも有料の飲料水が５～６本入っていました。
　テレビのチャンネルは、ＮＨＫのＢＳが1局日本人向けに流れている他、後の28局は全て中国語放送。（ドラマや、バラエティ番組も多数で、なかなか見入ってしまいました。）
　あと、室内には紙製のスリッパがありますが、どうも頼りない・・私はあらかじめ日本からビーチサンダルを持参していたので、トイレなどでは重宝しました。
　浴室ですが、洗面台、トイレ、バスタブがあり、トイレは日本の物より一回り小さく感じたほか、バスタブもひび割れの補修箇所が目立ち、ちょっと気になりました。
　ちなみに、シャワーは壁面に固定式で、ホース式ではありませんでした。
　中国の衛生面は今ひとつのようで、毎日のバスタブや、トイレ、洗面台の清掃はないらしく、このことからもぜひ便座クリーナーや、手洗い用の消毒石鹸などを持って行かれることをお勧めします。
　また、コンセントの形状も違いますので、ドライヤーなど電気製品が必需品の人は、プラグのセットや、変圧器が必要です。（ダスキンレンタルで海外使用可能なドライヤーとプラグのセットを1500円ほどで貸してくれました。）
　その他に、部屋にティッシュペーパーの備え付けはありませんので、ポケットティッシュを数個持って行かれるといいと思います。
　ホテルの従業員ですが、街中の愛想の無い中国人に比べると、比較的愛想がよく、トイレや、バスタブの水栓の故障も、観光に出る前に一言声を掛けておけば、夜ホテルに戻った時にはちゃんと修理されているといった具合で、こちらの要望はしっかり応えてくれました。
　また、部屋にセーフティボックスは備え付けられていませので、フロントのセーフティボックスに貴重品を預けることになるのですが、キーをちゃんと渡してくれますし、一時的な出し入れの際も、きちんと台帳を記録するなど保管管理は徹底されていますので、安心してパスポートや、日本円などの貴重品を預けられました。
　このほか、売店も夜遅くまで開いており、必要な飲料水などが売られていますので、飲み物はもっぱら売店をりようしました。
　このほか、日本から持っていくといいと思った物は、シャンプー、ボディソープなどの入浴時に使うもの、そして、なぜかホテルのタオルは泡立ちが悪いので、日本から1枚タオルを持っていかれるといいと思います。（洗面台上に置かれた入浴剤はサービス品かと思いきや、きっちり1個20元とられました・・）
　3泊4日の滞在でしたが、快適に過ごせたほうだと思います。