ラマダン中のブルネイ - ブルネイのクチコミ
- telescopioさん
- 女性 / ブルネイのクチコミ : 2件
- 旅行時期 : 2014/07(約12年前)
ラマダン期間中のブルネイ旅行について、旅行記の方でふれていますが、クチコミにも載せておきます。
ブルネイは2014年から段階的にイスラム刑法の導入を進めており、非イスラム教徒であっても、ラマダン期間の日中、公共の場(ホテルやレストラン等も含む。客室内は別)での飲食・喫煙は、この刑法により罰せられることになりました。
http://www.bn.emb-japan.go.jp/ja/news/syariah.html
当然、暑くても昼間に外で水を飲むなどもできませんので、今後旅行を計画する場合は、十分ご注意ください。
特に注意すべき点として、よく断食を「日の出から日没まで」と言いますが、正しくは「夜明けから日没まで」で、「夜明け」とは、日の出より1時間以上前の、地平線が白み始める時間(ファジュル)のことです。
このファジュルの時間になったことを伝えるアザーンが聞こえたら、それ以降、日没(マグリブ)を伝えるアザーンを聞くまでが断食時間になります。
私がブルネイに行ったのは2014年のラマダンの終わり頃で、ファジュルは4:45頃でした。
日の出は6:15頃でしたが「断食は日の出から」と勘違いして、6時頃に外に出て(ホテルのベランダなども)水を飲んだりすると、理屈上は罰せされることになります。
赤道直下のブルネイでは、日の出・日没の時間は年間を通してあまり変わりませんので、普通の日本人の朝食時間は、断食時間に入っています。
ホテルの朝食に関しては、断食をしない旅行者(非ムスリム、断食を免除されているムスリム等)には、外から見えない場所で提供されるようなので、それほど困らないかと思います。
私が泊まったホテルでは、断食しない人用の朝食は、普段の朝食用とは違う場所で、少し遅い時間から提供されました。
詳細は旅行記の方で。
というわけで、ラマダン中のブルネイ旅行は、話のタネに1日くらいは良いとしても、数日滞在してゆっくり観光したい方には、不向きかと思います。
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