カールトンホテル - チュニスのクチコミ

　チュニジアの場合、ふつうは旅行代理店を通したほうが安いのだが、ここはインターネットで直接申し込んだほうが安かった（2008年は一泊63ディナール）。

　このホテルのメリットは安いことと、いろいろ観光がしやすい場所にあるということ。なによりロケーションがよい。ハビブ・ブルギバ通りに面しているので，ホテル出て，右に曲がってまっすぐ行けば１０分くらいでメディナに着く。高級ホテルのエル・ハナやアフリカと、ほぼ同じような場所にある。あんまりメディナに近いと、お祈りのアザーンが大音量で流れてくるので、ちょっと離れたくらいがいい。

　料理屋が並ぶカイロ通りに近いので，ホテルのレストランは使わなくてもＯＫ。ホテル代にお金を掛けるくらいなら，レストランやファーストフードで、美味しいごはんを食べたいという若い人向きかも。

　ただし，朝ご飯は毎日同じメニュー。パン、コーンフレーク、ヨーグルト、ゆでたまご、トマト・ピーマン・玉ねぎの煮たもの、あとオリーブとサラダくらい。このほかにコーヒーやジュースもあるけど、毎日同じではさすがに飽きる。これはチュニジア・スタンダードなので仕方ない。

　部屋は小さいので期待してはいけないが、シャワーは24時間熱いお湯が出るし、トイレもしっかり流れるし、日本のビジネスホテルクラスと同じように考えれば、こちらのほうが部屋は広くて過ごしやすいかも。デメリットとしては、室内には冷蔵庫がなく、古い感じがしてしまうこと。

一応ネット環境もあり、無線LANさえあればレストランかフロントロビーで、1時間8ディナール（30分5ディナール）の料金で利用できる。

ホテルの高級感を必要としない人が宿泊するなら、カールトンホテルで十分だろう。