世界でも稀な温帯多雨林「コルキス雨林」
- 4.0
- 旅行時期:2025/08(約5ヶ月前)
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by まめ夫婦さん(男性)
バトゥミ クチコミ:9件
「Mtirala National Park」は入場料はかかりませんが、散策するには川を渡る手動のロープウェイに乗る必要があり、これが4ラリと入場料代わりになっているようでした。川を渡るとハイキングコースが整備されていて、滝や湖に行かれるようになっていました。黒海からの湿った空気がムティララ山にあたり、このあたりの年間の降水量は4千mmを超え、インドのモンスーン地帯にも匹敵し、世界でも稀な温帯多雨林「コルキス雨林」を形づくっています。黒海の水温の高さから、約258万年前~1万年前まで続いた更新世の氷期にも温暖湿潤な気候を保ち続け、「生物の避難地(refugium)」としての役割を果たしました。こうして氷期を生き延びた古代の生き物が、今もコルキスの森に残っているといいます。落差20メートルほどの「ツァブルナリ滝」や川の膨らみのような小さな湖を巡り、2時間半ほどで散策することができました。帰りは通りかがったタクシーに20ラリでチャクビまで乗せてもらい、すぐに来たミニバス(2ラリ)でバトゥミに戻りました。チャクビにはタクシーが待機していたので、あてにならない340番バスより、このルートの方がスムースかつ確実にムティララに行かれると思いました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2025/12/08
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