腕には町の教会や建物を抱えている聖クレメント像
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- 旅行時期:2025/08(約4ヶ月前)
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by しんちゃんちかさん(非公開)
オフリド クチコミ:7件
聖クレメント記念碑(St.Clement of Ohrid)
左腕で抱えているのは、オフリドの教会や建物を象徴していて、彼がこの町に築いた学問・信仰の基盤を表しています。
北マケドニアとオフリド市の守護聖人である聖クレメントは、出生地は定かではありませんが、916年にブルガリア帝国の一部であったオフリドで亡くなりました。
彼はスラブ語表記の最初の文字体系を作ったキリル兄弟の弟子の一人で、学者であり作家でもあり、オフリドを中心にキリル文字の普及と教育に力を注ぎました。
尚、すぐ近く(湖畔寄り)には似たような銅像Monument of Saint Naum of Ohrid the Wonderworkerがありますが、そちらは聖ナウムの記念碑です。
両者ともキリル兄弟のお弟子さんですので混同されやすいですが、聖ナウムが手にしているのはペンと本であり、聖クレメントが手にしているのはオフリド市の模型です。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2025/10/07
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