スペインの美術館~カタルーニャ美術館
- 5.0
- 旅行時期:2025/08(約4ヶ月前)
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by +mo2さん(男性)
バルセロナ クチコミ:12件
カタルーニャ国立美術館。略称はMNAC。中世から20世紀までのカタルーニャ美術を中心としたコレクションで知られています。特に中世西ヨーロッパの建築様式の一つであるロマネスク建築様式の中においての、主に教会の聖堂を装飾するための壁画、彫刻、装飾などが充実しています。美術館は、大きく3つのセクションに分かれます。まずは、正面左のロマネスク芸術様式から入場。続いて右側のゴシック・ルネッサンス・バロック様式、2Fの現代美術となります。
現在、世界遺産に指定されているピレネーのボイ渓谷の教会群の中でも、その中心となのがタウル集落にあるサント・クリメント教会。その聖堂から運ばれ、展示されているフレスコ画がこそが、カタルーニャ美術館の最大の見所です。この壁画「全能者キリスト」。右手は祝福のしるし、左手の書物は「我は世の光」と表しています。キリストの像は一応、左右対称になってはいますがポーズに関してはわざと崩し、それにより生き生きとした動きを表現しています。その他ゴシック・ルネッサンス・バロック様式、現代美術でもルーベンス、エル・グレコ、ゴヤ、ミロ、ダリ、ピカソなどの名作が堪能できます。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/09/06
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