エル・グレコの「オルガス伯の埋葬」が見れます。
- 4.5
- 旅行時期:2025/08(約5ヶ月前)
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by +mo2さん(男性)
トレド クチコミ:3件
古都トレドにあるこの教会は、12世紀にトレドをイスラム勢力から奪回したアルフォンソ6世の命により建てられた教会で、11世にイスラム教徒たちのモスク(メスキータ)だった建物を再利用したものです。14世紀に建物がかなり荒廃していたこともあり、当時の領主だったオルガス伯爵の援助によって全面的に再建されました。モスクのミナレット(塔)は、教会の鐘楼になりました。黄色い壁のこぢんまりとした教会中部に、堂々と存在感を表すエル・グレコ最高傑作のひとつである「オルガス伯の埋葬」がサント・トメ教会の一番の見どころです。この教会の教会司祭の依頼によって、1586年から1588年にかけて描かれました。入り口から入ってすぐにあるオルガス伯のお墓の上に飾られている絵は、縦4.8m、横3.6mもある大きいもので、天界と地上の2部構成になっており、上部には魂の昇天、下部には肉体の埋葬が描がれています。この絵の中に目線が合う人物が2人います。それがグレコ自身と息子といわれています。グレコの最高傑作といわれるだけあり、見ごたえのある作品でした。写真撮影OKなのもポイント高いです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/08/29
いいね!:2票
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