世界文化遺産「韓国の書院」の構成資産の一つ
- 4.0
- 旅行時期:2025/07(約6ヶ月前)
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by まめ夫婦さん(男性)
安東 クチコミ:9件
鳳停寺を見学後、安東ターミナルから急行3番バスに乗り継いで陶山書院に向かいました。入場券2000Wを購入すると、歩き出す前に参道の脇に「下馬碑」が立っていました。ここから先では馬を下りることが求められ、身分や権力を問わず、この学び舎の前では謙虚であるべきだという儒教的精神を示しているそうです。木立に囲まれた道をしばらく歩くと、やがて視界が開け、川の向こうに「試士壇」が見えてきました。ここはかつて学子たちが試験を受け、儒学を修めた場所であり、陶山書院の歴史を象徴する施設のひとつです。自然と学びの場が調和した景観が印象的でした。陶山書院は、朝鮮時代の大儒・李滉(退溪)が学問と教育を行った場で、彼の死後、門人たちが書院として整備しました。現在は世界文化遺産「韓国の書院」の構成資産の一つに登録され、自然と儒学教育が融合した独自の空間として高く評価されています。「進道門」は学問の道に進むことを象徴する門で、ここをくぐることで儒教的修養の世界に入ることになります。門を抜けると、講堂である「典教堂」が現れました。「典教堂」は陶山書院の中心建物であり、学問と修養の場として重要な役割を果たしてきました。軒には「陶山書院」と書かれた扁額が掲げられており、朝鮮時代を代表する名筆家、韓石峯(ハン・ソクボン)によるものだそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2025/08/22
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