ランドマンナロイガルのキャンプ方法について
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- 旅行時期:2024/09(約1年前)
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by ピサン・ザプラさん(男性)
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こちらはランドマンナロイガルでキャンプをしようとしている方向けのヒントを記載していたきたいと思います。
※ランドマンナロイガルの行き方は下記を参照してください。
https://4travel.jp/overseas/area/europe/iceland/the_other_spots_of_iceland/tips/15207116/
【アクセスできる時期】
一般的にランドマンナロイガルへの道が開放されるのが、雪解けが終わりまともに運転ができるようになる6月末―7月初旬からとなります。
※年度によって、道路が開放される次期が異なるため、7月初めに行かれる方は事前に問い合わせをしておく必要あり。
ランドマンナロイガルに入れる時期は6月末―7月初旬からおおそよ9月末、までの非常に短い期間でしか個人で観光することができず、上記の期間外であればスーパージープツアーなどに参加して行く以外に方法がないアイスランドの中でもアクセスが割と難しい地域となります。
そのため、この場所を訪れる方は7月中旬 - 9月中旬ごろを狙って行く必要があります。なお、9月末頃までキャンプ自体は可能ですが、私の旅行記に書いたように9月下旬ごろから運が悪いとアーリースノウが始まり、きれいな景色が見れなくなるリスクもあるため、ランドマンナロイガルの山々をみたいということであれば9月中旬ごろまでに訪れることをお勧めします。
10月中旬にランドマンナロイガルへのルートが通行禁止という表示がグーグルマップで確認できたため、早ければ10月のはじめごろには雪により今季のアクセスが禁止になる様子。
なお、その年のキャンプ場開放時期(基本的には6月20日)から毎年9月15日まではキャンプ場利用の際に駐車場料金の支払いが必要となるため、事前にParkaから支払いする必要あり。また、この駐車場料金の少しややこしいシステムとして、駐車場料金が発生するのは午前8時から午後3時に停める場合、支払いが必要というシステムのため、
極端なことをいえば午後3時10分にキャンプ場到着→朝7時50分にキャンプ場を出発すれば駐車場の支払いは不要となる。ただし、このキャンプ場にたどり着くにはそれなりに苦労したはずなので、少しの金額をけちるよりも自分の滞在したい時間を決めて必要であれば駐車場料金を払うというスタイルの方がいいと思います。
駐車場料金および予約(英語)
https://www.ust.is/english/visiting-iceland/protected-areas/south/fjallabak-nature-reserve/landmannalaugar/reservations/
【駐車場について】
キャンプ場には、インフォメーションセンターから近いが川を渡らなければいけない駐車場とインフォメーションセンターから徒歩10分ほど歩くが川を通らない駐車場の2種類があります。
川を渡る駐車場の方が温泉やインフォメーションセンターや宿泊ロッジに近いため利便性がありますが、川渡り(River Crossing)にてレンタカーを破損させた場合は、保険をかけていても適用外となり修理費用を請求されるようです。このルールは一部のレンタカー会社だけ、というよりはアイスランドのレンタカー会社全体で言える規約のようなので川渡りに挑戦する人は注意してください。
【宿泊料金について】
キャンプ場に到着した際に、まずはインフォメーションセンターに行きキャンプ場料金の支払いをする必要があります。日帰りで帰る方は特によらなくていいですが、トイレ利用だけでもお金がかかるので注意が必要です。(といってもこっそり使ってもばれなさそうですが)
(料金表)
・テントもしくは車中泊 2900クローナ
・ロッジで宿泊 13,000クローナ
・宿泊税 333クローナ
・お湯シャワー 900クローナ(5分間のみ)
・日帰りの方のトイレ利用 600クローナ
※2024年9月時点の金額です。
上記のとおり、他のキャンプ場に比べてキャンプ場料金が比較的高く、またトイレやお湯シャワーなども追加料金がかかります。こんな山奥のトイレですが、トイレットペーパーは常備されているので持ってくるのを忘れても大丈夫です。充電できるところはないため、モバイルバッテリーを持参しておきましょう。
また、ロッジで寝る方法もありますが、料金が高い割にはベッドマットのみであり、エアマットや寝袋にて寝る必要があるので、そこまでメリットはありません。売店は7-8月の観光客がにぎわうタイミングであれば開いているようですが、9月下旬の人が少ない時期だと売店はすでになかったです。
【Wifiについて】
インフォメーションセンター付近であれば無料のwifiが飛んでいます。こんな山奥なのに、wifiがあることにびっくり。ただし、スピードには期待しないでください。
【食事について】
まわりにレストランなどはないため、食事を持参しておく必要があります。またキャンプ場内にはキッチンがないため、事前にガスバーナーややかん、簡易鍋などを用意しておく必要があります。できれば日本のカップ麺などを持参しておくのがよい。キャンプ場の水道水はそのまま飲めるため、水の持参は不要。
8月であっても平均気温は10℃から20℃の間、9月になると最低気温が10℃を下回ってくるのでできればお湯を沸かせられるキャンピング道具を事前にもっておきたい。
【温泉について】
お湯シャワーは有料ですが、併設の温泉は無料で入れます。ランドマンナロイガルのキャンプ場に来る人は山登り半分、温泉に浸かって帰るという観光客も多いようです。温泉に入るときは水着の着用が必須。
厄介なことに温泉の付近に着替えるスペースがなく、みなさん起用にバスタオルを体に巻きながら起用に脱いでいました。割と観光客が多いはずなので、この辺は改善してほしいですね。。
着替えは最悪トイレの個室を借りて水着に着替える→温泉からあがったあとはまたトイレの個室まで100mほどダッシュ、、という方法でも一応着替えは可能。どちらにせよ、大きめのタオルの持参が必要となります。
お風呂の温度は暖かいところ、ぬるいところ、熱すぎるところいろいろとあるので、自分の気に入った場所にて運転で疲れた体をあっためてください。温泉に浸かりながらの大自然を青空を眺めるのはなんとも贅沢な時間です。
最後に公式サイトよQ&Aを残しておきます。こんな場所に行きたい人などいるのか?と言われると、なんとも言えないですが、私のようにどうしても行ってみたいという人はおそらくいるはずなので、記録として残しています。近年、ランドマンナロイガルの値上げ上昇も激しいため、行かれる方は最新の情報をえて出発してください。
トレッキングコース
https://www.fi.is/en/publications/landmannalaugar-kort
Q&A
https://ust.is/english/visiting-iceland/protected-areas/south/fjallabak-nature-reserve/landmannalaugar/faq/
キャンプ場マップ(Hertzのサイトですが、これが一番見やすかった)
https://www.hertz.is/iceland-attractions/landmannalaugar-iceland-guide-with-car/
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 1.0
- 砂利道多し。個人で行く方は注意してください。
- 施設の快適度:
- 2.0
- 値段が高い割に、キャンプ場としての設備が少ない。立地が立地なので仕方がありませんが。
- 泉質:
- 5.0
- 温泉は文句なしでよし!ただし着替えるところを整備してほしい。
クチコミ投稿日:2024/12/15
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