ユーゴ紛争を乗り換えて世界遺産に
- 4.0
- 旅行時期:2024/07(約1年前)
-
-
by Siniさん(女性)
モスタル クチコミ:3件
旧市街はとても小さいです。中心は南北に流れるネレトヴァ川に架かる16世紀の石橋。
その石橋を挟んで細い道が両岸に続きますが、摩耗した石畳の古の道が一本だけ。車は通れません。両側にはレストラン、カフェ、土産物屋、小さな工房などが並んでいます。
ユーゴ紛争により破壊された橋を修復、復元し「他民族・多文化の共生と和解」の象徴として世界遺産に2005年に登録されました。ユーゴ紛争終結のたった10年後のことです。
他民族、多文化の抱える様々な問題を一旦は置いておいて、現在はEUに加盟すべく経済活動に励んでいるようにみえます。が、今でも、ボシュニャク人(ムリスム人)、クロアチア人、セルビア人が住み、宗教もスンニ派(イスラム教)、ローマカトリック、セルビア正教、言語もボスニア語、セルビア語、クロアチア語が話されているという他民族国家です。各民族間の不信感はかなり根強いと言われています。
- 施設の満足度
-
4.0
クチコミ投稿日:2024/08/28
いいね!:18票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する