大英博物館とナショナルギャラリーのミニチュア版みたいな博物館。
- 4.0
- 旅行時期:2024/02(約3ヶ月前)
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by らくだのばななさん(非公開)
オックスフォード クチコミ:3件
建物の階層が結構入り組んでいますが比較的わかりやすい動線です。先に1周して位置関係に慣れてからじっくり見ると良いかもしれません。ギリシャ、エジプト、ローマ、イスラム世界、コイン、布地、インド、中国、日本、陶磁器、絵画、楽器、などテーマに沿った展示がされています。当然エジプトの棺とミイラ(中身入っていたのかわかりませんが)もありますし、神殿?の壁ごと持ってきちゃった展示もありました。(略奪してきたからエジプトまで行かなくても私の目に触れているわけですが、複雑な心境になりました。)日本がらみの展示としては埴輪、広重、茶室(!)、鎧、歌舞伎の絵、坂東玉三郎丈の歌舞伎の着物(!!)などなどがありました。オックスフォードまで来て玉三郎丈の顔写真を拝見して嬉しいやらびっくりするやらでした。個人的にはヨーロッパのアートとしての絵画展示が充実していると感じました。古典から近代まで網羅されていました。それと楽器の展示としてストラディバリウスやアマティが数挺ずつ飾られていてたまげました。ちゃんと弦が張ってあります。日々お手入れしているのでしょう。どんな音色なのか非常に気になります。ハープシコードやバージナルも別の部屋に普通に置いてありました。海外のこういう展示の仕方、好きです。絵の前に「近づき過ぎないでね」の意味で置いてある家具も展示品、という(笑)。地下1階にカフェがあります。ロンドンよりは空いていましたので時間のある方はどうぞご利用になってください。同じ階のショップの商品もセンスの良い物がたくさんありました。地元とのコラボ商品(紅茶、石鹸など)もありました。じっくり見ていたら6時間くらい滞在していました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2024/02/25
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