セント・クレア湖を訪問。
- 5.0
- 旅行時期:2004/12(約21年前)
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by 旅好者さん(男性)
クレイドル・マウンテン=レイク・セント・クレア国立公園 クチコミ:1件
以前に、国立公園の内のクレイドル山側を訪れましたので、今度はセント・クレア湖側を訪れました。観光という意味ではクレイドル山がメジャー、セント・クレア湖はマイナーですので、その分ワイルドさに期待です。ライル・ハイウェイ(Lyell HWY=A10)上のダーウェント・ブリッジからセント・クレア湖通りを5分ほど進みます。ビジター・センターは湖畔に建っていました。この公園はトレッキングすることが前提で、最長はクレイドル山まで野営をして縦断です。端から歩く気がないので、最短の30~40分ほどのところを紹介して貰いました。
建物を出たところがセント・クレア湖です。至近の200万年の間で氷河によって削られて形成されたということです。湖面の標高は737mで、水深は最深部で167mあり、オーストラリアでは最も深い湖です。正面一帯はシンシア湾(Cynthia Bay)と名が付いていますが、その一画に展望台(Viewing Deck)が設けられていました。南北に細長い湖で、ここはほぼその南端です。周囲にはクレイドル山の様なアクセントとなる山がない(正面左の奥にオリンパス山(Mt.Olympus:1449m)はありますが)ので、景色としてはのっぺりとした感じでした。タスマニアン・アボリジニはこの湖をリーアウリーナ(Leeawuleena)と呼んでいて、意味は「眠れる水」(Sleeping Water)だとのことですから、同じ様に感じていたのかなぁ・・・などど思ってしまいます。ジェッティには箱形の船が停泊していました。この船は湖上遊覧用ではなく、定時の運行で湖北端のナーシサス湾(Narcissus Bay)や途中左岸のエコー・ポイント(Echo Point)へトレッキング客を送迎するためのものです。もっとも、降りなければ湖上遊覧は可能ですが・・・。
ここビジター・センター起点とする往復3~40分ほどの短いコースで、ウォータースミート(Watersmeet)まで行ってみました。行きの林の中の道は整備された自然林の中の散歩道でしたが、1960年に発生した森林火事後の限定的な材木採取のために作られたものということです。路傍にはタスマニアを代表するユウカリ類のタスマニアン・ブルー・ガム(Tasmanian Blue Gum)という木の花など可愛い花が咲いていました。ウォータースミートは湖の左側にある山々から流れてきたヒューゲル川(Hugel River)とキュヴィエ川(Cuvier River)がここで合流し、湖に流れ込んでいました。草から染み出るタンニンが溶け込んだやや赤みがかった流れでした。なお、湖へハッキリとした川となって流れ込んでいるのは、ほかにもう1ヶ所(最北部にあるナーシサス川(Narcissus River))だけだそうです。帰りは、湖畔の砂浜を戻るつもりで、湖畔に出るとテントが2張りありました。こんなところで野営をしたら大自然に包まれている様に感じるでしょうね。ちょっと先に見える出発点の桟橋まで砂浜を進もうと思いましたが、靴が埋まるほど砂が柔らかく、行きと同じ道を戻ることにしました。
ここも多くの野生動物が棲息しているはずですが、昼間、この程度歩いただけでは出会うことがありませんでした。また、ビジターセンターのレストランでの夕食後、近隣を探してみましたが、やはり、いませんでした。帰り際にレストランの近くにポッサムが2匹居ました。大きい方の1匹は鼻先でゴミ箱の重たい蓋を持ち上げて中に入ってしまいました。ガサゴソ音がしていましたが、蓋をこじ開けて出てくると、リンゴ1つを咥えていました。楽をして餌を入手する方法には長けている様です。近くに、ワラビーの様に見えるのも居ました。ここはタスマニアですから、より小型のパデメロンですね。車で5分ほどの宿屋へ戻る途中、道路を走って横切るウォンバットが居ました。翌朝、宿屋をチェックアウトしたら、迷子のウォンバットの子供を保護したと抱っこしていました。クレイドル山の方ではここは野生の王国か思うほどでしたが、この辺りは動物は薄い感じがしました。でも、居ることは居るんだとちょっとホッとしました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/09/09
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