保存されている遺体は類似の施設の中では一番リアル
- 5.0
- 旅行時期:2005/02(約21年前)
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by Matt Yさん(男性)
モスクワ クチコミ:1件
(訪問国の地図を塗るだけのための投稿ごめんなさい)
共産圏国家の指導者が亡くなったときその遺体を神格化のために永久保存し、後世の人もその遺体を見物するという、もはや宗教的な営みの元祖的施設で、レーニンの遺体を見ることができます。
ほかの施設同様じっくり見られたくないのか、じっくり見ることは許されずすぐ移動することが求められます。冬のモスクワでは行列ができるわけではないので、人数が集まるまで待機させられ集団で見学することにより「せかされてじっくり見られない」状態を作り出しています。
かつてはスターリンも永久保存されその隣に安置されていたようですがスターリン批判以降は撤去され今はレーニンだけです。肝心のご神体はさすが元祖というべきか、ほかの施設よりリアル感があり、亡くなって以降ここにいたと思える感じがします。
同様の施設は毛沢東、ホーチミン、金日成・金正日にも建てられていますがかつてはモンゴルのスフバートルとかアルバニアのホッジなどもされていたそうです。現存の施設はすべて行きましたが、やはりここが元祖と思わせてくれます。
ここは霊廟であると同時にその神経を疑いますが軍事パレードなどの際、お偉方の見学プラットフォームも兼ねています。墓の上にぞろぞろ人が立ちパレードに敬礼されたのではさぞ安眠できなさそうですが・・・
見学が終わると後ろの壁も見学できます。ここはいわば革命墓地になっていて、ソ連に貢献した指導者がクレムリンの壁に眠っています(その神経もわからない)
いずれにせよ現代史の有名なスポットですし見学価値があるところです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2022/08/22
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