「溶けたアイスクリームみたい」な毘盧舎那仏の石像
- 5.0
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by kksydneyさん(非公開)
扶余 クチコミ:10件
日本へ仏教の伝播など多大な影響を与えた百済王国の首都・扶余(プヨ)の市街地のど真ん中に位置している王国のお寺・定林寺の跡地です。
今はただの広い広場に見えますが創建当時の伽藍配置は南から北に一直線上に中門·石塔·金堂·講堂が建てられていました。
回廊に囲まれた中庭に有った現在国宝の定林寺址五重石塔と後の高麗時代に設置されたこれまた国宝の扶余定林寺址石造如来座像が主な観光ポイントです。
お寺が創建された7世紀の五重石塔と11世紀の高麗時代製作の「溶けたアイスクリームみたい」と形容される毘盧舎那仏の石像との間には約500年の時の違いが流れています。
更にこのアイスクリームは仏教排斥時代の変遷を乗り越えて長く長~く放置&野晒しにされてました。
この石造は良く見ると台座・胴体・頭部とアンバランスなのですがそれもそのはず台座は高麗時代のオリジナルで頭部とその上の冠帽は後の時代に付けられたものです。
お寺の敷地横に博物館が有るのですがこちらは訪問客が余りいませんでしたが凄い博物館なので是非足を運んでみて下さい。
定林寺址の拝観料金は1,500KRWです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/11/19
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