タラゴナ旧市街の最も高い場所に建てられた大聖堂
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- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by piglet2017さん(非公開)
タラゴナ クチコミ:19件
古代ローマ時代、アウグストゥス神殿があった場所に建てられたタラゴナの大聖堂です。正面の中央扉の上で、キリストが両手の平の磔の釘の傷跡を見せながら座っていました。聖テクラに捧げられたカテドラルで、主祭壇には、聖テクラの生涯と殉教の物語がびっしりと彫りこまれていました。主祭壇は、手前にロマネスク時代の白大理石の祭壇、奥にゴシック時代の祭壇が置かれていました。
左手に進むと、中世の回廊があります。回廊には、猫の埋葬のために葬列を組んでいるネズミたちの柱頭彫刻が残されています。ご主人様からネズミを捕まえるように言われた猫が、わざと死んだふりをしてネズミを油断させ、野辺送りの最中に、自分の周りに集まったネズミたちを食べて退治した逸話を彫刻で表現したものです。ハシゴの上に横たわる猫と匹敵するくらい大きなネズミたちでした。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2021/11/07
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