コルドバの象徴、世界遺産のモスク・大聖堂
- 5.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
コルドバ クチコミ:22件
後ウマイヤ朝の都、コルドバに、785年に建てられた大モスクです。13世紀のスペインのコルドバ再征服後、モスクの建物のちょうど中央エリアを大聖堂に改造しています。
椰子の門から入り、馬蹄形の紅白アーチが印象的な列柱の森をまっすぐ歩き、モスク時代のミフラーブから見学しました。ミフラーブは金と青の植物モザイクで装飾され、アーチの形も多葉形アーチになり、八角形のドーム天井に至るまで、どこを見ても美しい祈りの空間になっていました。
次に大聖堂エリアへ。モスクの多葉形アーチの隣にムデハル様式の王室礼拝堂があったり、モスクの上下二段になった馬蹄形アーチとカテドラルのアーチが並んでいて、イスラム教とキリスト教のそれぞれのアーチの競演が楽しめました。イスラム勢力に征服されたものの、その後、キリスト教徒によって再征服されるというイベリア半島ならではの歴史が凝縮された、個性的な世界遺産です。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2021/07/12
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