このホールには音響を巡る長い混乱の歴史がある。この歴史を踏まえて、独特なホールの構造を眺め、音楽体験をすることは希有なもの
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- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
シカゴ クチコミ:4件
古くは名指揮者フリッツ・ライナー時代から録音では散々親しんできたシカゴ交響楽団(The Chicago Symphony Orchestra)の演奏、そしてそのシカゴ交響楽団の本拠地にして数多くの録音が残されているシカゴの名コンサートホールがシンフォニーセンター(Symphony Center)内のオーケストラホール(Orchestra Hall)である。このホールには音響を巡る長い混乱の歴史がある。この歴史を踏まえて、独特なホールの構造を眺め、音楽体験をすることは希有なものであり、シカゴ交響楽団の録音ディスクを聴く際にも大きな参考となった。
● シカゴ オーケストラホールの歴史
● オーケストラホール、音響改善の為の大改装
● オーケストラホールの様子
● シカゴ オーケストラホールの録音ディスク
● シカゴ オーケストラホールでのコンサート体験
シカゴを訪れた大きな理由は、米国三大美術館のひとつシカゴ美術館を訪問すること、そしてシカゴ交響楽団をホームコンサートホールであるオーケストラホールで聴くことであった。このシカゴのオーケストラホールは、オーケストラとしては米国1番の腕前と言ってもよいシカゴ交響楽団の本拠地であるだけでなく、ホールとその音響に流転の歴史があり、是非とも生の音を聴いてみたかったホールである。
1904年に完成したオーケストラホールは、高名なシカゴの建築家ダニエル・バーナム(Daniel Burnham )が設計したものである。彼は1893年のシカゴ万国博覧会を成功させた立役者でもあり、その万博では彼主管の都市計画を披露し、全米の建築家に大きな影響を与えた。シカゴには彼設計のシカゴの中央駅に相当するユニオンステーション(Union Station)などがある。また、威厳のあるオフィスビル ルーカリービル(Rookery Building)も彼の手による建築の1つだ。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/chicago-symphony-center-orchestra-hall/
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/07/07
いいね!:8票
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