欧州初旅行の締めに国際的な子午線設定や航海時代前後の世界の覇権争いを強く感じるグリニッジの史跡を視察
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- 旅行時期:2002/02(約24年前)
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by K.Tomyさん(男性)
グリニッジ クチコミ:1件
約30年前の初欧州滞在の締めに英国を訪問。今世紀の世界秩序の多くはこの国のかつての航海時代の功績の名残を引き継いだ慣習であり、そのなかでも子午線の街や史跡は、明石や切りの良い緯度にある記念碑などとは重みが異なり感慨深かった。子午線が目に見えるように提示されているのだか、計測技術の発展でズレがある生じている点に関して、国際的な設定の経緯などが非常に面白い。
極東の日本でかつて造船業のシェアが欧州についで高かったが、産油取引バランスや為替の国際協調政策による急速な円高の影響、後進緒国の大幅な設備増強による台頭で、半導体や液晶など基幹電子部品と同様に主導権を奪われ危機な状況である。まだ設備や技術は無くなってなく、多くの影響に対してようやく政府と産業財界の戦略的な施策をメディアも前向きに取り上げた始めた印象で歓迎できる。とやかく汚職などは問題あるがゴシップやスキャンダルに囚われがちな風潮が強く、繁栄と衰退、復活の歴史を学び、潜在的な課題を含めて目標や戦略を明確に共有したいものだ。今世紀はすでに太陽系において人類の生理や能力の限界を超えたチャレンジに至っていて欲望理想追求的な発想から脱却すべきか。
とは言えバッキンガム宮殿の衛兵交代など多くの伝統も残る英国には見所が多く、ロンドン周辺以外も含めて短期の旅行ではなく数年間滞在して研究してみたいが、果たして機会やスポンサーを得られるだろうか。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2021/02/07
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