フランス第三の大貴族コンデ公の居城
- 5.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by piglet2017さん(非公開)
シャンティイ クチコミ:7件
フランス最後のプリンス、オマール公爵が、ヴァロワ朝時代のシャンティイ城主モンモランシー大元帥に敬意を表して、19世紀に改築したお城です。最初に居室群を見学し、礼拝堂を経て、コンデ美術館の絵画ギャラリーに向かいました。
居室の中では服を着たユーモラスな猿が描かれた「猿の間」がおすすめです。猫の先生に、読み方を教えてもらっている猿もいました。猿の間に置かれている椅子は、ヴェルサイユ宮殿でマリー・アントワネットが愛用していた椅子だそうです。
鹿のギャラリーでは、壁から燭台を掲げる手が出ていて、このインテリアから発想を得たコクトーは、『美女と野獣』の野獣の城に応用したそうです。今も薄暗い部屋なので、観光客がいなければ、コクトーの野獣の城と言っても過言ではない雰囲気の部屋でした。広々としたダイニングルームには、ハプスブルク帝国の皇妃シシィも招待されたそうです。
庭園も広大で、ル・ノートルのフランス式庭園に始まり、マリー・アントワネットの村里づくりに着想を与えた、ノルマンディー地方の農家を模した集落、元祖アモーもあります。観光の所要時間は、短くても半日、隅々まで見るなら1日は必要でしょう。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 半日
クチコミ投稿日:2020/12/12
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