ひょんなことからフランス田舎農園で自家製マスタードやラタトゥイユをたんまりいただく
- 5.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
-
-
by ごーふぁーさん(非公開)
ポワシー クチコミ:1件
ゴッホが晩年を過ごしたオーヴェル・シュル・オワーズ(d’Auvers-sur-Oise)はヴェクサン自然公園(Parc naturel régional du Vexin français)という美しいフランスの田園風景が拡がる国立公園内に位置している。せっかくのバイクツーリングなので、夕暮れまで、この自然公園の村々をあてもなく走ってみたところ、素敵かつフランスの田舎を味わう美味しい出会いが待っていた。
● 美しいヴェクサン自然公園をバイクで流す
● 旅を豊かにする農園での出会い
● 美味しいフランスの田舎を味わう
● 素敵な田舎のパン屋さん
● 美しいヴェクサン自然公園をバイクで流す
GPSにヴェクサン公園内の中央に位置する古い村をインプット。自分の所持するへっぽこな古いGPSは気まぐれで、なにかと高速道路を薦めたかと思うと、とんでもないダート道をいきなり推奨してきたりする。その為、最終目的地を決めたら、あとは気のままで走り、地図上で大きく道をそれたら、軌道修正する走り方でいく。つまり気分次第。
そして、フランスの田園風景の美しいこと、この上ない。遠景から近づいていく村々のシルエットがリアルに目の前に現れる楽しさ。教会の尖塔や大きなサイロを遠景から臨むことができ、村内に入るとその教会がとても古くて立派だったり、サイロの足下には馬がいたりと、数キロずつ点在する村を巡るツーリングは事前知識がなくともとても楽しいのである。ここフランスにも、英国のコッツウォルズに負けていない、美しい村があちこちにあった。
● 旅を豊かにする農園での出会い
そして、グザングレ(Gouzangrez)という村で素敵な出会いがあった。
例によって古い教会を眺めつつ村に入ると小さな村にしては、非常に目立つ高い煙突がある敷地があった。名所のような説明書きがあり、ちょっと門から覗き煙突を写真に納めていたところ、煙突の向かいの農場の母屋のような家からご婦人が現れたので、すかさず挨拶をした。
ご婦人のお話は、ほとんどフランス語なのでお話されている意味はわからないが、この煙突のある建物でパスティスを造っていたらしい。パスティスとはニガヨモギのリキュールで独特の香りがする例のお酒である。リカール(Ricard)やペルノー(Pernod)と記されたボトルでよく見かける。
● 美味しいフランスの田舎を味わう
石造りの離れに入ると、なんと素朴ながら素敵なお店がそこに拡がっていた。石壁にすべて手作りと思われる木製の棚。そして、これまた手づくりと思われるラッピングの品々。早速、丁寧に一品一品説明してくれる。
この時、英語が話せなくて申し訳ないと言われたのだが、フランス人に、こんなことを言われたのは初めてのことで、これには本当に驚いた。そして、しきりに(英語ができる)娘がここにいたら、もっとコミュニケーションがとれるのに、と残念がっていらっしゃる。
ただ、私はフランス語で一瓶ずつ、あれやこれや細かく説明してくださる彼女のフランス語が声音が美しく、たまに知っている単語がでてくると、それはそれでお互い嬉しくなるものだから、これはこれで楽しいひとときであった。
そのご説明いただいた商品であるが、もう多種多様で面白いのだ。マスタードだけで数種類あり、お手製のジュースや野菜の瓶詰め、近郊の地ビールやジャムまで陳列してある。看板もでていない敷地の奥まったこのお店、誰が来るのかと心配になってしまう(笑)。そうこうするうちに別のお客が来られ、この方は少し英語で話ができ、ちょっと意思疎通ができる。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/%e6%b5%b7%e5%a4%96%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0-%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e7%b7%a8-4-%e3%83%b4%e3%82%a7%e3%82%af%e3%82%b5%e3%83%b3%e5%9b%bd%e7%ab%8b%e5%85%ac%e5%9c%92/
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2020/04/05
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する