ダン・ブラウン著『オリジン』の舞台、荷物を預けて身軽に観光
- 5.0
- 旅行時期:2019/10(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
バルセロナ クチコミ:125件
世界遺産に指定されている、ガウディが眠る地下礼拝堂から見学しました。地下礼拝堂は無料ですが、入場前に荷物検査があります。ガウディの墓の上の聖母マリア像の足元に、『オリジン』で描写されていた象徴、三つの星に囲まれたカルメル会の十字架が本当に刻まれていました!かわいい天使のステンドグラスもあるので、時間に余裕があれば、サグラダ・ファミリア入場前にガウディ氏に挨拶がてら立ち寄るのも、おすすめです。
塔へのぼるエレベーターに乗る前に荷物をロッカーに預けますが、ロッカーのあるエリアに入れるのも、エレベーター予約時間以降からでした。観光施設にあるコインロッカーはどこも1ユーロだったので、ロッカー用の1ユーロコインは、いつでも使えるようにキープしておいた方が安心です。二つの塔は、見学順路がよくわからず、階段を上がったり下がったりで、運動になりました。塔から降りてきた後も、そのまま手ぶらで、生誕のファサードと教会内を見学し、受難のファサードに向かう前に荷物をピックアップしました。
森のような教会内部は、聖家族の像だけが置かれ、ステンドグラスにも聖人などが描かれていないので、宗教色が薄まり、キリスト教徒でなくても、リラックスできる癒しの空間になっていました。もしかするとガウディは、聖家族が象徴する偏見のないダイバーシティーな愛と、辛い時でも人を癒してくれる自然を讃歌するために、サグラダ・ファミリアを作ったのかもしれません。ガウディがスカウトしたロバの優しい表情、蝶や小鳥が愛らしい花が咲き乱れる慈愛の門の扉など、見どころはとても多いです。見学には3時間は必要でしょう。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2020/01/02
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