歴代王が眠る厳かな空間です
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- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by ぴーちさん(女性)
サン=ドニ クチコミ:1件
2015年のパリ同時多発テロが起きた場所でもあり、治安もよくない。といわれているのですが、今回の旅行で、なんとしても行きたかった場所のひとつです。
パリに到着し、一番に訪問しました。
駅からとても近く、この聖堂は13世紀にできあがった。とのことですが、イメージしていたものより建物自体があまりにキレイなので、間違えてしまったかと思うほどでした。
9月ということもあり、16時くらいに着いたのですが、まだとても明るく小学生が歩いていたり、お店でお茶をしているご婦人方がいらしたり。と、駅前に黒人の方々が道に座ってお酒を飲んだりしていたりもしていましたが、危険は感じませんでした。
安全には留意し、早歩き、カバンはななめがけ、高価なものは身につけない。などをして行きました。
殉教者のサンドニという方が、モンマルトルの丘で斬首された後、自身の首を抱え、説教をしながら歩き続けここで息絶えた。という言い伝えがあります。
そして、歴代の王家の方々が眠っています。
といっても、フランス革命のときに、遺体を暴徒化した民衆が持ち出したこともあり、ほとんど棺は空だそうです。
2010年にアンリ4世の頭蓋骨がみつかりここに埋葬された。というニュースがあったり、
ルイ17世の心臓が保管されてあったり、ルイ18世が、ルイ16世とマリー・アントワネットの遺骸を捜すよう命じ、ここに埋葬した。という話もあり、時間がかかっているものの、この地で安らかに眠れるようにされているようです。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2019/10/25
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