カックー遺跡 Kakku Pagodas

史跡・遺跡

仏塔の森に迷い込んだようなカックー遺跡

4.5
旅行時期：2019/06（約5年前）

インレー湖周辺クチコミ：3件

車で揺られること２時間、やっとの事でたどりついたのですが、苦労も一瞬で吹き飛びました。妖精が住んでいるかのような数々の仏塔の森に入っていくと聞こえてくるのは一つ一つの仏塔の頭頂部に取り付けられたベルが風に呼応し一斉にシャラシャラとキレイな音色を奏でます。その音色を聞きながら仏塔の間を歩いているとまるで別世界に迷い込んだかのような感覚に陥ります。カックー遺跡は、12世紀にこの地を統治していたアラウンスィードゥー王が各家庭に仏塔を寄進させたのが始まりで奥行き300m幅150mのエリアに2478搭の仏塔が立っています。仏塔の形状は納めた民族、シャン族、ビルマ族、パオ族で異なります。いずれ世界遺産にもえらばれるかもしれない、このカックー遺跡に感動させられました。