マリー・アントワネットゆかりの王妃の大アパルトマンは修復中で見学不可
- 4.5
- 旅行時期:2018/07(約8年前)
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by piglet2017さん(非公開)
ヴェルサイユ クチコミ:12件
初日はホームページでの推奨時刻、15時に行ってみましたが、黄金色の門をくぐって宮殿敷地内に入るまでに30分並びました。2日目は、ゆっくり写真を撮影するために、17:30に入場しました。さすがにこの時間帯は行列なしでした。ハイライトの鏡の回廊は、窓から西日が入って鏡に反射することで豪華な雰囲気を作っている部屋なので、夕方の時間帯はおすすめです。閉館前なので観光客の数も激減し、鏡の回廊でも余裕で記念撮影できます。
宮殿の建物は二重になっています。黄金の門から見える赤煉瓦の宮殿は、ルイ13世がポケットマネーで建てた狩猟のための離宮です。大理石の中庭に面した王の寝室のバルコニーは、フランス革命時に、パリに連行前のルイ16世とマリー・アントワネットが、群集の前に姿を見せたスポットです。お見逃しなく。
ルイ14世は、幼い頃に父親を亡くしたにもかかわらず、父親が建てた旧宮殿を保存したいと強く希望していたので、離宮をコの字型に取り囲むように、庭園に面して新しい宮殿を増築しました。よって門から見る宮殿と、庭園から見る宮殿は、全く別の外観となっています。新しい宮殿は王の公的なスペースで、プライベートな時間を過ごす部屋はルイ13世の旧宮殿部分を使い続けていることから、ルイ14世の父親への思慕が伝わり、感動しました。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2019/04/13
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