つかの間の王都の跡
- 4.0
- 旅行時期:2017/12(約8年前)
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by ぱんスキュさん(女性)
シギリヤ クチコミ:10件
5世紀後半のスリランカ・シンハラ王朝は王位継承争いがあり、父王を監禁・殺害して即位した兄王カーシャパがアヌダーラプラから遷都してこのシギリヤロックの上に新王都を建てました。しかし弟が亡命先のインドから戻り兄王を倒して即位すると、再びアヌダーラプラに遷都したためシギリヤは僧院として仏僧に譲られることになりました。
シギリヤに王都があった期間はわずか11年と言われていますが、短期間のうちに様々な建造物などを建てており、そしてそれが残されていることに驚きです。作られてからおよそ1400年後の1875年にイギリス人によって発見され、保存・修復・研究が進み現在に至ります。
歴史を噛み締めながら岩の上の遺跡を眺めると、また感慨もひとしお。カーシャパ王はどんな気持ちで11年間を過ごしていたのだろうか…シギリヤロックの頂上に登り360度パノラマの森に囲まれた風景を見ると、彼の気持ちが少し理解できそうな気がしました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 1.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/11/13
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