ああ、全くひどい状態....ただ、列車を放置しているだけの観光地、これが今も「玉座に座り続ける乞食」の観光産業の有り体(ウユニ塩湖/ボリビア)
- 2.5
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
-
-
by コタ(Kota)1号さん(非公開)
ウユニ クチコミ:6件
「列車の墓場」.....まあ、高山の砂漠の中に、こんなものが放置されている事自体が、不思議で、インパクトはあるのですが......
ボリビアで産出される銅や硝石を運び出す為、かつてイギリス資本が大規模に鉄道網を張ったそう....
その後、1883年ボリビアと隣国:チリとの戦争に負けてしまい、ボリビアという国は、太平洋へぬける領土を失くしてしまったそうな....(実は、この件、今でも揉めていて、ボリビアは国際裁判に審議を申請したものの、却下されてしまいました....)
この事で、この鉄道では資源を海を通じて運び出す事が難しくなり、イギリス資本はこの鉄道の運営を放棄。
ボリビア資本にて今から1940年代まで国内の資源輸送に利用されるも資源の枯渇でその役割を終え、その直後から廃線になっている様です。
その後、周りの隣国は敵ばっかりで、ボリビア政府は、中古列車を売却する事もできず.......つまりこの場が「列車の墓場」になって既に80年....。
その後、少し共産化しかけた、ボリビア政府は、何の手も策も講じず終い.......。
で、そのまま......本当に残念な状態で、壊れた機関車が放置されている....というのが、この「列車の墓場」です....
せっかく観光地になっているのに....ただ.....放置している....そこに捨てているだけ......だから管理もされず、(無意味なかつ下手くそな)落書きが書かれて、折角の遺産が野晒し状態…
まあ、これが観光産業の一角を担い、政府やその土地に、お金が落ちているなら.....まあ、結果、オーライですが.....
.....世界で一番、お金を持っている(リチウム等の鉱物資源が大量に埋まっており、世界で一番標高が高い都市ラパスやウユニ塩湖などの観光資源にも実は恵まれている)はずなのに.....いつまでも、民族思想や排他主義に傾向して、なかなか発展できず.......
「玉座に座る乞食」などと不名誉な言い方をされ....今尚、世界最貧国の一角をなすこの国の有り体をまさに表しているといえます......
- 施設の満足度
-
2.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 広いので、まあ混んでも気にならないが...
- 展示内容:
- 2.0
- こんなものが.....どうして...
クチコミ投稿日:2018/10/14
いいね!:30票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する