203高地の麓は、今は二〇三桜花園というお花見スポット。
- 3.5
- 旅行時期:2018/04(約6年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
大連 クチコミ:15件
大連西郊外の旅順にある203高地は、日露戦争(1904‐1905)中、旅順港を巡る日ロの争奪戦で激戦地となった小高い丘。
203の名前の由来は、その海抜が203mであったことから名づけられたのだそう。
●注: 旅順一帯は中国海軍の基地もあることから長い間外国人は立ち入り禁止になっていましたが、今ではツアーでの訪問のほか、個人での訪問もOK。
私たちは大連から一応パスポートも持ってレンタカーで行ってみましたが、途中では検問も無し。
ただ、旅順博物館では入館の際に身分証提示を求められたので、パスポートを持って行ってよかったと思いました。
今では203高地の麓は二〇三桜花園と言うお花見のスポットになっていて、道路標識にも二〇三桜花園と出ています。
その標識どおりに行ってみたところ、まず桜花園入口のゲートで駐車料金10元を払ってから、さらに上の方にある203高地駐車場へと進むようになっていました。
桜並木がある坂を数分上って行くと駐車場があり、そこからは結構急な坂を徒歩で10分ほど。
てっぺんには記念碑と簡単な説明があるだけで、当時の激戦を物語るものはありません。
強いて言えば、てっぺん近くに砲台や、280ミリ砲(レプリカ?)があるくらい。
記念碑には、爾霊山(にれいさん、お前の霊の山の意味)と書かれていますが、これは203の当て字で、激戦で息子を亡くした乃木将軍の漢詩から取ったものだそうです。
気候・天候が良い時期には280ミリ砲そばの重砲兵観測所だった建物に売店が出そうな感じでしたが、私たちが行った4月上旬は凍えるほど寒くてガラ~ン。
訪れる人も数人しか見かけませんでした。
ちなみに、麓の桜花園は4月中旬から下旬にかけての頃が見ごろのようです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/04/13
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