今後がさらに楽しみな故宮博物院
- 5.0
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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by すずりんさん(女性)
北京 クチコミ:13件
北京の故宮博物院は北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群として1987年に世界文化遺産に登録されました。毎日たくさんの人がこの故宮に訪れるため、1日8万人までという制限を設けています。
また、かつて故宮の入口にて購入していたチケットは現在はネットでの購入に変わり、チケットを買う際にはネット上で実名と身分証番号(外国人の場合はパスポート番号)を入力します。11~3月はチケット代が40元。4~11月は60元。
地下鉄1号線『天安門西』あるいは『天安門東』を降りて、少し歩くとセキュリティチェックのために、長い列を作ります。ようやくこれを通過すると、天安門が間近に見えてきます。天安門に飾られた毛沢東氏の写真を見上げながら天安門をくぐり、さらに前へ前へと進みます。
故宮入口の午門の前でも再度セキュリティチェックをし、身分証の提示を求められ、パソコン上で照合し問題が無ければOK!チケットは出ないものの入宮を許可されたということです。
さぁ入宮したら、あとは故宮内を自由に見ることができます。外朝と呼ばれる区域にある大和門、大和殿、中和殿そして保和殿はかつて皇帝が大典を行ったところとして見どころ満載です。スケールの大きさを実感させられます。
故宮内をくまなく見て回るには相当な時間がかかります。部屋数は9,000以上あると言われ、故宮博物院の院長が実際に5か月かけてすべて回ったとしています。さらに7割ほどが未開放地区となっているとのこと。今回、雨花閣というラマ教の建築物がある一帯に行ってみましたが、立ち入り禁止でいまだ開放されていませんでした。2025年の故宮博物院成立100周年に向けて開放箇所(雨花閣が含まれているかは不明)を増やしていく方向でいま動いているそうです。
故宮に何度か足を運んでいる方は、故宮の内廷と呼ばれる、東北側や西北側を何回かにわけて見ていくのも良いかと思います。魅力あふれる故宮はさらに多くの未発表のお宝を私たちに見せてくれると思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/02/21
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