東西両方に内陣がある!
- 4.5
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by 尾葉ちゃんさん(非公開)
ナウムブルク クチコミ:1件
オフシーズンの平日、閉館間際に行ったので、人混みの少なさはあてにならないかもしれません。
この聖堂に行くためだけにナウムブルグに行っても後悔しない、というくらい興味深く素晴らしい教会でした。ナウムブルグの街自体も大聖堂もアクセスはいいとは言えませんが(ライプツィヒから列車で45分、1時間に1本程度便があります。駅から20分くらい歩きます。)、逆に言うと欠点はそこだけ、です。
まず驚かされたのは、ふつう、東側だけに内陣(祭壇の手前の聖歌隊席があったりする聖職者エリア)があると思うのですが、この聖堂には西側にも内陣があって、しかも、どちらかと言うと西側のほうが派手。有名なキリスト受難のレリーフが施されている内陣障壁(内陣と一般席を隔てる壁)も、内陣内に「ウタとエッケハルト」などを含む寄進者の像があるのも西側。東側の内陣も見どころがないわけではなく、内陣内に行く階段の手すりが凝っていたり(聖人のところに向かう動物たちの小さな彫像が並んでいる)、古くて大きな聖書台や聖歌隊席があったりするんですが…。
洞穴みたいな付属の美術館には、クラナーハの祭壇画がずらり。回廊に囲まれた中庭から4本の塔を見上げると、思わず、わー、と声が漏れるほどの素晴らしい景観です。
ゲーテやシラーで有名な世界遺産の街・ヴァイマールが同じ沿線ですので、組み合わせてライプツィヒから日帰り観光するのがお勧めです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/01/18
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