16世紀よりの大型船でパラダイムシフト
- 4.0
- 旅行時期:2017/12(約8年前)
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by lion3さん(男性)
ブルージュ クチコミ:35件
13、14世紀に毛織物業で繁栄したブルージュは16世紀に入り、急速に衰退へと向かいます。16世紀にアントワープ、17世紀のオランダへと繁栄の場所が移動していきます。これは1500年ころ(コロンブス以降)を境として、大西洋航路の開拓で、それまでは沿岸、河川、運河を走行しやすい、100トンほどの船であったのが、10倍以上の大型船が主流となっていきます。内陸の河川にあるブルージュは大型船などの入港が不可能で時代に取り残されていきます。
ガイドブックなどで運河などが砂で埋まり、船の航行に支障が出たと書かれていますが、必要ならば運河の底を掘るとか、別の運河を造ればいいだけの話です。ブルージュでは今後の発展性がないとされ、見捨てられていったのです。
ブルージュとアムステルダムの街なかの運河の幅を見比べてください。アムステルダムはブルージュの2、3倍以上の川幅があります。それだけ大型の船が走行できるということです。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/12/12
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