ただただ合掌
- 5.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
-
-
by ヒコにゃんさん(非公開)
バガン クチコミ:2件
まず最初に、バガンで行ったこと。それはバガンにある日本人戦没者慰霊碑に行くこと、そして手を合わせることでした。祖国から遠く離れたこの地で、この地で犠牲になられた日本人の先達に合掌しました。ただただ合掌。竹山道雄さんの書かれたビルマの竪琴、この本が私の歴史観の原点にあるからです。すこし引用します。水島上等兵が隊長にあてた手紙から、「私がしていることは何かといいますと、この国のいたるところに散らばっている日本人の白骨を始末することです。墓をつくり、そこにそれをおさめ葬って、なき霊に休安の場所をあたえることです。幾十万の若い同胞が引き出されて兵隊になって、敗けて、逃げて、死んで、その死骸がまだそのままに遺棄されています。それはじつに悲惨な目をおおうありさまです。私はそれを見てから、もうこれをそのままにしておくことはできなくなりました。これを何とかしてしまわないうちは、私の足はこの国の土を離れることはできません。」
ここは、隣のお寺が管理してくださっております。感謝です。お線香をいただきました。お布施をさせていただきました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2017/12/03
いいね!:5票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する