ランズ・エンド Land's End

自然･景勝地

地の果て

4.5
旅行時期：2017/09（約7年前）

by Frankincenseさん（女性）

ペンザンスクチコミ：2件

ロカ岬ですっかり「〇〇の端っこ」という文言に弱くなった私。
もちろんイギリス最西端のランズ・エンドは
コーンウォールに行ったら絶対行こうと決めていました。

ペンザンスからＡ1バスで一路ランズ・エンドへ。
このバス、ダブルデッカーで上階はオープントップ。
駅前のインフォメーションでは、このオープントップバスは夏のみで、
今はもう運行していないとのことだったのですが、なぜかラッキーに乗車。
喜び勇んで上に行ったものの、さすがに９月末の風は冷たく、
着くまでに骨の芯まですっかり冷え切りました。
途中、左手にMerry Maidens（巨石サークル遺跡）が見えるので、すかさず写真。
とても心魅かれる、なんとも可愛らしい風景。

ランズ・エンドの入り口をくぐると、遊園地っぽい施設に若干興ざめしたものの、
こんな風にコマーシャライズされた場所はエントランス広場の中のみ。
気を取り直して崖に向かっていくと、そこでは念願の荒々しい海と崖が
しっかり待っていてくれました。
すべての波がひとつとして同じものはなくて、次の波次の波、と
わくわくしながら見ているうちに、時間がどんどん経っていき……
冷たく強い風に吹き飛ばされそうになりながらも、飽かずに見続けました。

せっかくなので、コーストパスを辿って、隣のSennen Coveまで歩くことにしました。
角度が変わると海の表情も変わり、岩の形も波の形も美しく。
そんな風に歩いては立ち止まり、という調子だったので、
徒歩30分の道のりなのに、えらく時間がかかってしまいました。
到着したSennenの海もまた、素朴で男前の、かっこいい海でした。

帰りもバスで、でもNewlynで下車して、クロテッドクリームバニラのアイスクリーム
を食べながら、
（このアイス、さっぱりしてて美味しい。おばあちゃんが切り盛りしてる小さなお店です）
またまた海岸線を辿って、海の先のセント・マイケルズ・マウントを拝みつつ
ペンザンスまで歩いて帰りました。

満足な一日でした♪