B52 戦勝博物館 B-52 Victory Museum

博物館・美術館・ギャラリー

入館料無料…Ｂ５２爆撃機の残骸が…

3.0
旅行時期：2017/10（約8年前）

by かみぞーさん（男性）

ハノイクチコミ：22件

バーディン広場を後にしまして、
Ｂ５２戦勝博物館に向かいますよん。

あっ、なんだか、微妙な名前の博物館ですが、
北ベトナム軍が米国のＢ５２(爆撃機)を撃ち落としたぞい
ってな意味での戦勝でして、米国側からの視点ではありませぬ。
そりゃそうだわなぁ、ベトナムにある博物館だもの。

ドーンと撃墜されたＢ５２爆撃機の残骸が置かれておりまして、
１９７２年１２月の”クリスマス爆撃”の際に、
Ｂ５２爆撃機をＳＡＭ－２ミサイルで迎撃をしたと記載がありますねぇ。
確か、１５機を撃墜しましたがな。
対空ミサイルって侮れないでしょ！？

ベトナム戦争では、最初の本格的な北爆が1965年2月から行われ、
物資の輸送路、物資集積所、軍事施設、生産施設が破壊されました。

途中、平和条約のあんなことやそんなこともあり中断をしましたが、
1972年4月から北爆(北ベトナムへの爆撃なので、”北爆”)が再開されます。
B52爆撃機が中心のこの北爆は烈しいものでした。
ハノイ南部の工業地区、駅、国道とハイフォン港が目標とされ、
目標地区の周辺の建物が破壊されました。
えぇ、軍事施設だけではなく、学校、病院、民家を含めた絨毯爆撃であります。
先の大戦末期、日本国土に絨毯爆撃をしたのと同様に・・・

この北爆でB52が襲来した回数は726回、
特にハノイ市だけに限ると444回もあり、
最も爆撃が烈しく被害が大きかった12月18日から30日の間。
そんなこんなで、クリスマス爆撃と言われております。

1万トンもの爆弾が落とされたそうです。（2万370トンという説もあります。
うんで、死者は2380人、負傷者は1355人にのぼりましたっと。

館内展示ですが、
館内は冷房が効いていないんですよねぇ。
もうちょっと館内展示物が充実をすれば良いのかなぁ～
なんて思いますなぁ。

詳細はコチラに…
https://ameblo.jp/kamizoh/entry-12318916039.html