アブ・シンベル大神殿
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- 旅行時期:2017/10(約8年前)
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by ミルさん(男性)
アブ・シンベル クチコミ:2件
アブ・シンベル神殿は紀元前1250年頃、ラムセス2世によって、ナイル河に面した岩山を彫って造られた世界最大の岩窟神殿です。都から遠く離れた、偏狭な地に何故、このような巨大神殿が建てられたのか?それは常に独立の気運をほのめかしていたヌビア人に対し、エジプトの力を誇示するためだったと言われています。長い間砂の中に埋もれていたため、極めて良好な保存状態で発見されました。1960年代のアスワン・ハイダムの建設によって水没する運命にあった神殿を救うため、1963年からユネスコの救済政策により、5年の歳月をかけ、神殿をそっくりそのまま60m上に移動するという一大プロジェクトを行った場所としても有名です。ユネスコ主導で、世界中が協力して成し遂げた、この事業がきっかけとなり、世界遺産保護が世界中に浸透したと言われており、まさにエポックメイキングなプロジェクトだったと言えます。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2017/10/19
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