ウビア Ubirr

史跡・遺跡

隠れた名所

4.5
旅行時期：2017/07（約7年前）

カカドゥ国立公園周辺クチコミ：4件

レンタカーで行きました。駐車場の近くに遊歩道が整備されています。直ぐに道が二股に分かれている場所に出たので左方向から歩いて行きました。奥の方まで進むと展望地に登ることが出来ます。少々大変ですが登ってみるとそこから眺める景色は素晴らしいものでした。何処までも広がるアーネムランドが一望できます。
しかし私達はそれ以上に面白い物を見ることが出来ました。
アーネムランドとの境界のイーストアリゲーターリバーを渡ることが出来る道があり、そこでワニが見られる事を事前に知りました。アーネムランドに入るには許可証が必要との事で残念ながら川を渡る事は出来ませんがウルビーに行く前にワニを見ようと言う事になりました。
アーネムランドへ入る道に行ってみると道には川の水が流れています。川の水が道を超えて流れていました。許可をもらった車が時折その道を渡って走っていきます。川の中のワニを探してみましたが一向にワニが現れません。
しびれを切らしウビルーへ行く事にして歩いていた時、一人の釣り人と出会ったので、ワニが見られたか聞いてみました。すると彼は「１時過ぎに来るとワニが一杯やってきて魚を食べているよ」と教えてくれました。
そこで先ずウルビーを見学することにしました。見学が終わったら丁度１時前、先程の川まで行ってみたら大勢の人が集まっています。
そしてよく見ると川の流れる様子が少し変です。先程までは川は海へと流れていたのですが今はその流れが逆流しています。道の上を流れていた水嵩もましゆうに１ｍを越えています。
そして川には数匹のワニが泳いでいました。海が大潮になり川が逆流し、魚も川の上流へと流れて行く為ワニがその魚を食べる為に集まるのだとやっと判りました。
１時間余り逆流が続きました。徐々に川の逆流が収まり再び普通の流れになったころ、川下に住んでいるワニは橋を越えて川下へと帰っていきました。
生まれて初めての光景に２時間以上そこで飽きもせずワニのショーを眺めていました。