メスキータ
- 5.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by sinxさん(男性)
コルドバ クチコミ:8件
もともとは、6世紀の西ゴート王国時代に建てられた聖ビセンテ教会が基礎になっている。イスラム帝国のイベリア半島征服後、後ウマイヤ朝を建てたアブド・アッラフマーン1世が8世紀末にモスクを創建。シリア・ダマスクスのモスクをオマージュした馬蹄形のアーチが林立したイスラム建築が生まれる。もとの教会を再利用しているため、ローマ帝国や西ゴートの建築様式が残されている。その後、アブド・アッラフマーン2世や、アルハケム2世、アルマンスールの拡張工事が続く。中でも葉と花の装飾模様の二重アーチ、大理石やモザイクを使った幻想的な空間を創り出した、アルハケム2世の増築は素晴らしい。
13世紀にコルドバは陥落し、カスティーリャの支配となった後、カトリック教会へと改修。今度はイスラムのアーチの上に石造りで二重アーチを作ってみた。これもなかなかいいんだが、十字架と金メッキの装飾は似合わない。(というか台無し。)それでも、ローマ・イスラム・キリスト教が融合した他では見られない建築は素晴らしいと思う。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 10ユーロ
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- チケットはそれほど待たずに買える
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/09/18
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