慕田峪長城 Mu Tian Yu Chang Cheng

城・宮殿

登ったり降りたり

5.0
旅行時期：2017/08（約8年前）

北京クチコミ：4件

8月下旬の日曜日に、北京散歩の日本語チャーターで連れて行っていただきました。
自力で行ける八達嶺は、混雑しているという口コミが多かったので潔く諦めましたが、私たちには正解だったと思います。
朝7時半にホテルでピックアップしていただきました。夏休みの渋滞にはまって到着が9時半過ぎになってしまいましたが、いろいろな中国のお話を聞けたり、珍しい中国人民解放軍の大車列に遭遇したり、あっと言う間に着いた感覚です。
到着後も早朝では見られなかったかもしれない、時代劇の様なコスチュームを着た人たちがいて、何だか盛り上がっていました。

高低差のある頂上は、往復1時間も歩けばかなりの運動量になります。私たちの行った日は天候が良かったので緑が美しく、制限が無ければいつまでもいてしまいそうで、時間が区切られていたツアーにしたのは逆に良かったです。市内に戻ってから盧溝橋に行くなど、時間を有効活用できました。

シャトルバスで麓まで上がり、その先の往復は、慕田峪長城にしかない、行きはリフト、帰りはスライダーを選択。
5分ほどで降りて来られるルートには、10メートル間隔でスタッフの方々が立っているので安心です。
時期にもよると思いますが、ハイシーズンの週末の午後は、空いていると言われる慕田峪長城でもシャトルバスの乗り場は大変混んでいました。
それでも、頂上に上がってしまえば、八達嶺より空いているかとは思います。

いろいろな方から聞いた話を総合すると、八達嶺長城は電車で行く場合は駅の改修に伴い出発駅がコロコロ変わること、復路も始発駅ではないため混雑期には1時間に一本しかない電車に乗れない場合があること、バスもまたしかり、という状況だそうなので、１日丸々頂上に費やす覚悟が必要な様です。

同じ丸一日を費やすのであれば、次は、特に夕方が最も美しいと言われている金山嶺に1日かけて行けたら良いなと思います。（3年間の予定で改修中だそうです）