烏頭山統一展望台 Odusan Unification Observatory

山・渓谷

北朝鮮を見てきた！

4.0
旅行時期：2017/07（約8年前）

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望遠鏡越しに北朝鮮を見られる展望台とのことで、ソウル市内から約1時間の坡州(Paju)市に行ってみました。

地下鉄とバスで行くことができます。
地下鉄２・６号線ハプチョン(合井)駅1番出口を出て、そばにあるバス停でオレンジ色の2200番のバスに乗り、約50分。バス代はTマネーカードで払うと便利です。
「ソンドンリサゴリ」というバス停で降ります。
降りたら、「トンイルトンサン」まで約1km、15分くらい歩きます。または、向かい側のバス停から900番のバスに乗り、終点の統一トンサン展望台(トンイルドンサンチョンマンデ)で降りると楽です。トンイルトンサンまで着いたら、そこから無料シャトルに乗り、5分くらいで到着です。

入場料　3,000ウォン
開館時間　11月～2月　9：00～16：30、3月～10月　9：00～17：00

館内外に設置されている望遠鏡は無料で使えます。
天気にもよりますが、私が訪れた日は快晴で、太陽光がまぶしかったものの、川をはさんだ向こう側に広がる北朝鮮の田舎の風景が見えました。

時間が何十年も止まってしまったかのような、古く粗末な家々。道路も完備されていないような、貧しい農村風景。キム・イルソンをたたえる村の建物があったりして、そこはやはり北朝鮮なのだなと実感させられます。
勿論、首都のピョンヤンなどは立派な建物があるのでしょうけど、川を1本挟んだだけで、韓国側は現代的な景色が広がり、その一方で、北朝鮮側は一般市民が貧しくひっそりと暮らしている。そのギャップに驚愕しました。

韓国側の川岸には、監視所があり、そこで兵士が常時見張っています。さらには、異常なまでに大音量の歌がスピーカーから流されていて、二国間の独特な緊張感を肌で感じます。
平和とは何かを考えさせられました。