本当の北米の歴史を知ろう!!
- 4.0
- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by 森の番人さん(非公開)
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1968年にカナダ国定史跡、1981年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されているHead-Smashed-In Buffalo Jump(ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ)です。
カナダの先住民の歴史には必ず出てくるバッファロージャンプのひとつで、その狩りの仕方は、”Buffalo Runner” と呼ばれる仔バッファローの毛皮を背中に被った若者がバッファローの群れの先頭を走って崖に誘導して、群れの後ろからオオカミやコヨーテの毛皮を背中に被った若者達が群れを追い込んで、崖下に落としていました。
そして、崖の下にも人がいて、まだ生きているバッファローにとどめを刺すという、そんな狩猟が、19世紀まで少なくとも5,700年間、もしかしたら1万年間は続いていたのではとも考えられています。
外観が損なわれないよう、崖の中に入り込むような感じで建物が建てられていて、入り口が1階で、最上階の5階部分から外に出られて、崖の上のバッファロージャンプの展望台まで200m程のトレイルがあります。
建物内の展示物や説明も充実していて、バッファロージャンプを利用したバッファロー狩りについての物語風の説明や、西洋人達の侵入でどのようなことが起きたかなど、物語風に歴史を語っているビデオなどがあり、とても、興味深い内容で、わかりやすかったです。
かなり辺鄙な所にあるので、車がないと困難ですが、本当の北米の歴史を知ることが出来る、とても充実した博物館でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/06/11
いいね!:16票
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