すべてを飲み込んで流れ去る大河
- 4.5
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
バナーラス (バラナシ) クチコミ:17件
ガンガは、ヒマラヤ山脈の南側に流れを発し、インド亜大陸の北側を流れベンガル湾に注ぐ大河。
聖地バラナシを流れ過ぎて行くガンガの西岸にはガートが84も並んでいます。
バラナシまで来たら、ガンガ自体のほか、それらのガートやそこに集まって来る人々の営みをぜひ見てみましょう。
朝は早起きして、自分の泊まった宿でガンガの向こうから昇る朝日を見るもよし。
宿からガンガが見えない人は、ボートを雇って川の上で朝日を拝むもよし。
人々がガンガでのお祈りと沐浴にやって来るのは朝が多いので、その様子もボートからよく見えます。
その合間には、朝の内に洗濯物を洗い上げてしまおうとする洗濯屋さんがいるかと思えば、荼毘の煙の上がるガートもあって、ガンガは人々の祈りもこの世の穢れもすべて飲み込んで流れ去る河、と言うのが実感できると思います。
ガンガで地元の人たちと同じように沐浴してみようと思う人もいるかもしれませんが、ガンガには工場排水や下水も流れ込むほか、遺灰なども漂っています。
地元の人たちにとっては聖なる河の水でも、免疫力に自信が無ければ止めておくのが無難なようです。
暑さの厳しい時期の昼間はガンガ沿いのガートからも一旦人の波が引き、涼しくなる夕方からプージャー(礼拝)のためにまた人々が戻ってきます。
その様子を見るボートも雇って行ってみましょう。
ただ、暗くなってからのガンガには無数の羽虫が出てきます。
防虫対策はして行くといいですよ。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 5.0
- 私はガンガそばの宿に泊まったのでアクセスは良好でした。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- ボートは有料ですが、ガートを歩いて見て回る分については無料。
- 景観:
- 5.0
- 朝日の昇る頃の景観、人々がガートに集まってくる様子は見てみましょう。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/04/24
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