バラナシに二つある火葬場ガートの一つ
- 5.0
- 旅行時期:2017/04(約7年前)
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
バナーラス (バラナシ) クチコミ:17件
バラナシのガンガ沿いに並ぶ84のガートの内、火葬場になっているガートは二つあります。
一つは、ダシャーシュワメード・ガートから下流方向へ15分ほど行った場所にあるマニカルニカー・ガート。
もう一つは、ダシャーシュワメード・ガートから上流方向へ15分ほど行ったハリシュチャンドラ・ガート。
●注: どちらも火葬の様子の撮影は厳禁です!
ただし、遺体が写りこまない遠方からの火葬場の撮影はOK。
規模が大きいのは前者ですが、寄付や薪代と称する高額チップ目当ての自称ガイドが寄ってきます。
それを拒否すると、一転して追い払われるような雰囲気になります。要注意。
後者のハリシュチャンドラ・ガートは規模は小さいですが、こちらでは終末の儀式を最初から最後まで眺めていても全く問題ありませんでした。
このガートには一見工場風の電気を使った火葬場があるほか、ガンガの岸辺自体が薪を使った荼毘の場所になっています。
岸辺から一段高い場所には石造りの台があり、そこでも火葬が行われていました。
聞いたところによると、電気を使った火葬代は500ルピー、岸辺での火葬は7000ルピー、石の台はカーストの高い家柄の人が使うということで1万ルピーだそうです。
一度は、担架で運ばれてきた遺体をガンガの水に浸し、そばにある廟では僧侶が葬送の儀式を執り行い、それから薪を積み上げて…と言う場面にも出会いました。
ここでは、火葬には出来ない子どもなどの遺体は水葬にしていて、ボートでガンガの流れの中ほどまで運ばれ、流れの中に解き放たれていました。
人の生死とは、を考えさせられる神聖な場所だったと思います。
- 施設の満足度
-
5.0
クチコミ投稿日:2017/04/23
いいね!:2票